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甘酒村跡
 読み仮名 あまざけむらあと
 種別 文化
 ジオエリア 中津川流域・秋山郷
 所在 長野県下水内郡栄村小赤沢
 緯度 36:52:26.380364
 経度 138:38:28.050498
 アクセス 津南町役場より車で約45分
 注意事項 ※降雪期は避けてください
 ガイドマップ・ブックでの解説 有り・HP
 トイレの有無
 駐車場の有無 有 3台
 連絡先 栄村役場秋山支所 … 電話 025-767-2202
 甘酒村は、大赤沢集落と小赤沢集落との間、硫黄川の左岸に位置していました。
 江戸時代、鈴木牧之による『秋山記行』には越後秋山郷と記録されていますが、現在は長野県栄村です。当時は2軒の家があったと書かれており、同時に、1人の老婆が「いらくさ」から繊維をとる図が描かれています。この繊維から編み上げられたアンギンという布で、用途に合わせてさまざまなものを作っていました。アンギンの起源は古く、縄文時代からあったとされていましたが、こういった文献で記録はあるものの、その現物が確認されず、明治の後半日本民俗学界においては「幻のあみ衣」とされていました。長らく幻とされていたアンギンは、昭和28年、小林存によって同じ秋山郷の結東集落でその存在が確認されます。
 鈴木牧之が訪れた後、甘酒村は天保の飢饉(1833〜1839)において住人が餓死し、廃村となったと言います。
 現在は、記念碑と石造物がならび、付近には当時の草津街道が残り、村が存在したことを今に伝えています。