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中津川上流の温泉群
 読み仮名 なかつがわじょうりゅういきのおんせんぐん
 種別 地質
 ジオエリア 中津川流域・秋山郷
 所在 新潟県津南町・長野県栄村
 緯度 36:51:19.973696
 経度 138:37:20.528832
 ガイドマップ・ブックでの解説 有り・HP
 連絡先 津南町観光協会 … 電話 025-765-5585
栄村役場秋山支所 … 電話 025-767-2202
 中津川沿いには、下流から、逆巻・結東・小赤沢・屋敷・和山・栃川高原・切明と温泉が続いています。
 鈴木牧之が『秋山記行』に記述したのは湯本(切明)だけで、和山にあることは確かめましたが、時間がないと立ち寄っていません。明治39年(1906)の小林存の体験記には、逆巻・屋敷・和山・切明の温泉がでてきます。その内、屋敷は自然湧泉と200mほどボーリングした源泉を利用していて、その他の温泉は自然湧泉です。屋敷温泉は、硫化水素の臭いが強く、湯の華が顕著です。切明温泉は、川原の砂利を掘り起こすと温泉が湧き出ます。また、結東は700m・栃川高原は300mのボーリングによって近年掘り当てた温泉です。小赤沢も同様にボーリングによるもので、楽養館のお湯は湧口では透明ですが、すぐ酸化して浴槽の底が見えないほど赤褐色をしています。
 熱源については確かではありませんが、苗場火山が鳥甲火山より新しく、硫黄川の硫気変質帯の中に温泉があったと小林存の報告にあるので、小赤沢・屋敷・和山・栃川高原、特に屋敷温泉は苗場火山に関係した火山性温泉と思われます。
 中津川沿いに温泉が並んでいることは、この川沿いに断層などの多くの割れ目があることを示しています。