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苗場山山頂付近 苗場山山頂付近
伊米神社 伊米神社
苗場山と伊米神社(日本百名山・花の百名山)
 読み仮名 なえばさんといめじんじゃ(にほんひゃくめいざん・はなのひゃくめいざん)
 種別 自然
 ジオエリア 苗場山周辺
 所在 新潟県津南町・新潟県湯沢町・長野県栄村
 緯度 36:50:45.474752
 経度 138:41:25.174126
 アクセス 津南町役場より約4時間30分
 注意事項 (三合目まで車で60分+山頂まで小赤沢ルート徒歩3時間30分)
 溶岩種 苗場第四期溶岩
 説明板の有無
 ガイドマップ・ブックでの解説 有り・HP
 有識者選定記録 日本百名山、花の百名山
 トイレの有無
 駐車場の有無
 トイレ・駐車場 補足情報 登山路3合目(小赤沢登山口)にトイレ・駐車場有り
 連絡先 栄村役場秋山支所 … 電話 025-767-2202
津南町観光協会 … 電話 025-765-5585
 苗場山は、約30万年前に形成された成層火山で、大きく4つの噴出時期がありました。苗場山頂は火山全体の中で南方に位置していて、溶岩や火砕流の大部分は北側に流れくだっており、緩やかな長い裾野となっています。第?期の噴出物は、およそ13km北に流れ下り中津川を超えて高野山、天上山まで達しました。
 鈴木牧之は登山し「絶頂一里、千勝万景」と『苗場山記行』の中で絶賛しています。その平坦な山頂は第?期の溶岩台地で、約700haに及ぶ高層湿原が広がっています。山頂がこのように平坦な山は日本ではめずらしく、そこには約6,000の池塘が点在しています。この池塘は、近年の堆積物調査により、約7,000年前から形成が始まったものと考えられ、その背景に多雪化があると推測されます。
 さらに、無数の池塘は田んぼのように見えることから「神の苗代田」とも呼ばれ、山頂には平安時代の延喜式神社である「伊米神社」が祀られています。近世に入ると、蒲原平野の人々は伊米神社を稲作の神様として祀り、「苗場信仰」と刻まれた石碑を村のあちこちに造立しました。そして、苗場講と称する講中らは苗場山に参拝登山してきた歴史があります。山頂に神の苗代田が広がる苗場山は、農耕の神様として祀られてきた歴史文化を持つ山なのです。
〈池塘〉
 高層湿原が形成される過程で、堆積した泥炭層の隙間に、降水が自然にゆっくりと満たされてできた箇所。小さな池のように見えます。