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見倉の風穴・トチノキ原生林
 読み仮名 みくらのふうけつ・とちのきげんせいりん
 種別 自然
 ジオエリア 中津川流域・秋山郷
 所在 新潟県中魚沼郡津南町見倉
 緯度 36:54:28.421998
 経度 138:38:31.319034
 アクセス 津南町役場より車で約25分
 ガイドマップ・ブックでの解説 有り・HP
 町・村指定 ?
 有識者選定記録 森の巨人たち百選(大栃)
 トイレの有無
 駐車場の有無 有 20台
 連絡先 津南町観光協会 … 電話 025-765-5585
 見倉には、集落のすぐ近くと、そこから600mほど離れた所の2つの風穴が存在します。集落近くの風穴は、集落南側の小丘の斜面下部(標高710m)にあって、幅50mほどの範囲に広がっています。その中央には、三角小屋が建てられていて漬物や野菜の貯蔵に現在も利用されています。
 もう1つは、見倉集落の南方、金城山西側の滑落崖下の裾(標高750m)に位置します。冷気の吹き出し口周辺の気温は、一年を通じて10℃程度で、夏季でも寒いと感じるくらいの冷風がそよいでいます。その冷風のために、現在の周辺植生では確認することのできない、新潟県内で唯一のエゾスグリ(ユキノシタ科の低木)やシウリザクラなどの寒冷地適応の植物が生育しています。すなわち、氷河期に生育していた植物が残存している貴重なスポットなのです。周囲は、トチノキを主とした巨木林で、面積はおよそ10ha、直径が1?2m、高さ20mほどのトチノキが多数生育し、カツラ、アズサ、サワグルミ、ウダイカンバなどの高木が混生しています。直径2m以上のトチノキも点在し、新潟県内最大と言われる巨木(直径約2.7m)を見ることができます。林床にはリョウメンシダ、オシダなど日陰で湿った所を好むシダが繁茂し、一帯は原生的で優れた自然環境が残る貴重な場所です。